仏教の本を読んで、簡単に要約して紹介します。
真言宗、弘法大師が開いた即身成仏の教え
空海は唐で学び…青龍寺の恵果に師事し、密教の奥義の教えをすべて受け「この世の一切をあまねく照らす最上の者」を意味する「遍照金剛」という灌頂名を授かった。
大日如来を本尊とし、手では印を結び口では真言を唱え、心では本尊を念じる、これらを三密と呼び、それぞれが身、口、意の働きに対応し、この三密を実践する事で心と体は仏と一体となる、それが即身成仏だそうです。
62才で入定し、今も高野山、奥の院で禅定を続けているとされているのは有名なお話ですね。
密教の奥義と読んで、まるで一子相伝の北斗神拳のような響き。北斗神拳伝承者は「ケンシロウ」ですが、真言密教伝承者は「弘法大師空海さま」です。