2月17日土曜日、佐賀にあります地蔵院という天台宗のお寺さんに行きました。
九州西国三十三観音のうちのひとつである地蔵院さんでした。巡礼時には御高齢の住職さんの朝のお務めの時間にちょうど参拝出来まして、その一連を見せていただきました。
終わった後に、住職さんが気づかれて、しばらくお話をお伺いする事が出来ました。
秘仏の観音さまのご開帳最終日にたまたま訪れた地蔵院に感謝いたしまして、また参拝に行きたいと思っていました。
ちょうど休みとあった17日が地蔵院の観音さまの縁日でした。
朝の午前と午後1時半の2回行われていて、午前は住職の娘さんが天台僧侶尼僧としてされており、午後は住職が護摩焚きをされるそうです。
住職も尼僧さんです。
午後の護摩焚きも参加したかったのですが、残念ながらまた次回となります。
有り難い事に、娘さんとお話が出来まして、比叡山の修行の話を少しだけ教えていただきました。
41才で比叡山に60日間の修行で、今から約10年前との事でした。
やはり厳しい修行ですのでリタイアされる方もいらっしゃるそうで、そうかと思えば60才で完了?される方もいるとの事でした。
天台宗は男女関係なく同じ修行メニューですから、聞いただけでも過酷に感じました。
総本山での修行はどの宗派も厳しいものだと思います。志しや信念無くしては乗り越える事は難しいと思い只只敬服いたします。

こちらの写真は、地蔵院さんの一角にある恵比寿さまです。
商売繁盛、漁業の方の守り神とも言われています。
日本の神様でございます。