先日、私が得度をいただいたお寺さんに法要のお手伝い(支援)として参加させていただきました。
メインは「法螺貝を吹奏する。」と…ミッションがありますが…
秋の大法要という事で、大きな護摩焚きがあります。
信徒様も多く、参拝者も多い大法要です。
大きな護摩焚きとは…柴燈護摩といいます。
外での護摩焚きとなり、煙と炎が凄いです。
参拝者さんは途中で護摩木をその炎の中に投げ入れます。
それぞれの願いなどを護摩木に記入して炎で燃やします。
いつもは、おそらくは色々なお寺さんでもかな?とは思いますが、お不動さんの毎月28日に護摩焚きをされる場合があります。
私も日程が合う時には、読経に参加させていただいています。
龍下寺には、護摩焚きが出来る設備がありません。
日本全国において気になる護摩焚きを実施されているお寺さんにも行ってみたいとは思っています。
さて、その大法要の当日です。
柴燈護摩が始まる合図は、法螺貝を吹きながらの現地入りをします。
始まる前に、同志の方と会話する中で、昨年の感想として、炎がとても熱かった事、煙が凄かった事を話題にしました。
すると…柴燈護摩はその煙は龍が舞って昇るから煙にはあたった方がいいと教えてくださいました。
八大龍王さんのお話でした。
龍下寺の僧侶としまして、白龍大権現、大海の龍王尊、一(壱)願龍、赤目龍、青龍、地龍、千眼龍をお祀りをしているので、柴燈護摩の火が入れられる前に、龍神の御真言を心の中で唱えてから一連の読経に入りました。
錫杖を使いながらメインは般若心経です。
行事も中盤から終盤へとなろうかという時です。
フッと私の法衣を下を向いて見たら、前面にキラキラ、キラキラと光るのです。ん?法衣が外だから光に当たって繊維が光って見えるのかな?と思いました。もちろん読経をしながらです。
法衣の前面の広範囲がキラキラしていました。
まさか!!?
と思いながら指でさわりましたら、取れたのです。驚きました。そうなんです。福岡明晃寺、荒尾龍下寺の信徒さんであれば、もうお気付きの事だと思います。
そのキラキラした正体は「金粉」です。
先代からは金粉の話は聞いておりましたが、私もたまに手のひらに現れるくらいでしたので、法衣にあれほどまでに光るのには驚きました。
私ひとりでは…と法要が終了して着替える前に関係者の方に私の法衣を見ていただき、これキラキラしてるでしょ?と聞いて「あ、肩の方とか前面とキラキラしてますね。」と回答をもらいました。
読経して初めての「金粉まつり(笑)」
有り難いことです。
龍神さんに届いたという真理を現していただけた現象です。
これは、私のイメージですが…
その柴燈護摩の煙に呼ばれて龍が現れて、渦を巻きながら舞を舞ってその金粉が振りかかったものだと想像します。
なので…その龍とは…その関連している現れていただけた龍とは?
間違いなく「金龍」です。
だから金粉が舞うのだと思います。
本当にありがたき幸せだと感じました。
やはり自覚して龍下寺の発展と信徒さん、参拝者の皆さんの祈願成就、先祖供養のために精進致します。