令和5年8月11日(金)に盂蘭盆会を行いました。この日は山の日という祝日でした。
行事のお知らせも作りお寺の玄関にも掲示させていただきました。
福岡の信者さん達もそれぞれにお誘いあわせをして当日お見えになりました。
私、恵紹として初の大役です。その日を目標として先ずは準備を進めてきました。そんな長い日にちをお待たせする訳にはいきません。
時間は有限、無限ではなく、今世では限られた貴重な時間なのですから。。あの世では、輪廻転生ですから魂は無限の時間ではあります。
滝行として、滝に打たれ、不動明王の真言と龍神真言を唱え、般若心経をあげて、龍神祝詞の復習をしながら、また仏教の勉強を進め、本を読み、ちまたのYou Tubeで情報を入れて、先代に録音して遺してもらった御経を聞いて文字起こしをして、専用の経本をつくり、そこから、観音偈と、自我偈を唱える練習を重ねながら、大般若経も扱うための訓練をして、平日の仕事をこなしながら、夜な夜な文字起こしして3冊仕上げました。
熊本の師僧のお寺の行事にも参加させていただきながら、28日不動明王の護摩焚き法要のお手伝いにて、真言宗の作法も勉強させていただきながら、天台宗と真言宗の御縁をいただいています。
それを私は、「天言宗」と呼んで、自分の指針として行けたらと考えています。
昔、小さい頃に夢の声の主から、「宗教の根本となる根っこは元々はひとつ。それが枝分かれしたものだ。」と教えてもらいました。
組織的に巨大化した団体はなかなか個人的な思想から離れて別の人格?ではなく色々と問題が浮き彫りとなるように感じます。
もちろん、どの宗派であろうとそれを信じて一心に願いながら供養される事に否定も問題もありません。
龍下寺は、神仏習合であります。日本の歴史も昔は習合です。神社として、お寺としてそれぞれに御役目はあるかと思います。
私が唱える御経は、祝詞から始まり、般若心経、観音偈、自我偈、南無阿弥陀仏で終わります。
金峯山寺にて、いただいた蔵王権現さまの御縁と英彦山や玉置神社などの山々にて参拝し、うっすらと山岳信仰を感じるものもあるために、法螺貝も吹きます。
自分の型を作りそこからまた変化しながらお寺の繁栄を目指せばきっと先代が導いてくれると信じています。昔、私に言われました。「先達がおるとだけん、何も心配せんでよかと。。」だから精進します。